建機女子-kenjo- バイクに挑戦

二輪免許取得からバイクに携わるあれこれに挑戦!

普通自動二輪免許に挑戦!女子ライダーを目指す!【教習所日記-Vol.8】

教習所 -卒検-

 

どーも、ケンジョです(*^^)v

 

卒検の日がきてしまった。(-_-;)

前日は緊張であまり眠れませんでした。

 

卒検は2つのコースが用意されていて、当日にどちらを周るのか発表されます。

Aコース

【外周→S字スラローム坂道クランク急制動一本橋踏切→発着点】

Bコース 

【外周→スラローム坂道クランク急制動一本橋踏切S字→発着点】

 

事前に教習所内にAコース、Bコースの書かれた紙が置かれていて

持ち帰って覚えていましたが なかなか覚えられませんでした。

 

(なぜ、2種類?わざわざ覚える事増やしてイジワルだな(T_T))と思っていました。

でも教習中指導員に『卒検のコース覚えられないっス。』と言ったら

『総合コース覚えてれば大丈夫だよ。』と言われた事があったんですが、

卒検日間近にやっと気づきました。

 

教習中ずっと急制動一本橋、踏切でワンセット。

スラローム、坂道、クランクでワンセットになっていた事に。

 

もらった Aコース、Bコースの書かれた紙に色をつけながらその順番を書き込んでいたら、

『むしろS字が最初か最後かだけじゃん!!』

画期的な発見をした気分でした。笑

 

前日の夜、布団に入って目をつぶり覚えたコースをひたすらイメージトレーニング。

発着点でバイクにまたがる所から、また発着点に戻るまで。

 

緊張でなかなか寝付けず、寝ても何度も目が覚めました。

そして集合時間は8時30分。

いつもはそれくらいに起きるので、いつもよりも早起きです。

 

なんとか起床。支度をして教習所へ。

 

若干の寝不足感を感じつつ、まずは指定された教室に集まります。

そして、コースの発表と受験に関しての説明を受けます。

 

指導員『本日のコースはAコースです。

一本橋落下。転倒。パイロンを倒す。縁石への乗り上げ。

これは即刻検定中止になります。

コース間違えは採点の対象にはなりませんが、

正しいコースへ復帰するまでの間は全て採点の対象となります。

それから検定中の質問には答えられません。』

 

より緊張感が増しました(*_*;

 

この日の検定受験者は6名。

小型が1名。大型が1名。普通二輪が4名。

私は普通二輪の3番。女性は私1人。

小型の方→大型の方→普通二輪の順番で検定が進みます。

 

更衣室でプロテクターを装着し、自分の順番を待ちますが、

一人づつの検定だし、小型→大型→普通と

その度にバイクの入れ替えもあるので結構長い時間待った気がします。

 

更衣室ではみんな緊張しているのか、

イメージトレーニングをする人、ため息をつく人、

検定中の人を眺める人…誰も会話しません。

 

私も準備運動をしながら外を眺めていました。

 

いよいよ、自分の番です。

 

名前、バイクの種類、受験番号、条件等を指導員に伝え、

ヘルメット、手袋を装着し準備が出来たら自分のタイミングでスタートです。

 

何度もうちにあるバイクで練習した乗り込み。

後方確認、サイドスタンドをはらって後方確認、乗り込み。

ミラーの確認をしてエンジンスタート。

ローギアに入れて右ウィンカーを出して、後方確認、発進。

『上手く行った♡』

 

ならし運転を終えて最初に信号での停止。

課題よりなにより停止が一番不安だったんです。

停止時が一番コケる確率が高いから(>_<)

でもこの日は今までで一番安定して停止出来たんです。

『コレはイケるかもしれない♪』

 

そしてS字。

落ち着いて、先を見てなんとかクリア。

 

一番苦手なスラローム

凄く遅かったけど、なんとかこれも上手く行きました。

 

坂道発進も問題なくクリア。

 

クランクもいつものように通り、出口で停止。

 

左右の確認をして…ん?

後ろをついてくる指導員が『あちゃー(-_-;)』みたいな顔をして

パイロンを直していました。

(なんだ?先生ぶつけたの??珍しい事もあるもんだ…)

 

『では、どうぞー。』

そして続きのコースを回りながら思います。

(…あれ?もしかしてさっきの私が引っかけたの?

いや、でも中止されてないし…

でも先生が引っかけるとかないよな、考えれば。

??????)

とりあえずその後の課題を転倒なくクリアし、発着点へ。

 

そこで、指導員からのお話を受けます。

指導員『クランクのパイロンねー…本当は自分で直してもらうんですよー?』

(!!!やっぱり私が引っかけたのかー(;一ロ一)!!!)

『スミマセン…まったく気付かなかったデス…。』

 

指導員『最後の発着点での停止位置もそうなんですが、前が開きすぎているので、

車体の距離の間隔をもう少し意識したらいいと思います。』

 

指導員『あとはスラローム一本橋…もうちょっとタイムいけるんじゃないかな?

それと、基本立ち姿勢な感じですね。安全確認などは良かったと思いますよ。

では、着替えてもらって発表を待って下さい。』

 

『ありがとうございます。頑張ります。』

(いや、前行き過ぎてタンクに座ってるけど、立ってないんですよ。笑)

とか思いつつパイロンに引っ掛かってたと分かって、話しながらも泣きたい感じでした。

 

とりあえず、待ち時間。

 

旦那さまに電話で報告。

『とりあえず終わったんだけどー…今日は落ちたかもしれない(T_T)』

旦那『なんで?』

『全然気付かなかったんだけど、パイロンに引っかけちゃったらしい。』

旦那『あとは?』

私『スラローム一本橋、もう少しタイム行けるんじゃない?

って言われた。けど失敗はしなかった。』

旦那『中止にならなかったんでしょ?じゃぁ大丈夫じゃん?』

『とりあえず結果出たらまた連絡するー』

てな感じで結果を待ちます。

 

そして12時半頃。

『本日卒業検定を受けられた方は発表がありますので、お集まりください。』

アナウンスがなります。

 

そして検定結果の発表。

普通二輪MT3番…むなしく☓のマークがっっ(>_<)

落ちた

二輪で落ちていたのは私だけでした。

 

ガッカリしていたのを見兼ねたのか、

『僕も1回落ちて、今日2回目だったんですよー。次は大丈夫ですよ。』

と、ひとり検定を受けた方が声をかけてくれたのですが、

若干イラッとしてしまう自分がいて、

『…ありがとうゴザイマス。』としか言えませんでした。

 

せっかく励ましてくださったのにすみませんでした(/_;)

 

そして、改めて旦那さまに報告。

またもや悔しくて泣きました。(T_T)

 

卒検リベンジ

そして2回目の卒検です。

またもやいつもより早起き。

なんとか今回で卒業したい!もう早起きしたくないっっ!!笑

 

出掛けに旦那さまに

『度胸だよ。絶対受かってこいよー。』

と激励を受けつつ教習所へ出発。

 

2回目なので、流れは分かってます。

教室に集合、説明を受けて、乗車準備。

 

今回は小型が1名、普通二輪ATが1名、普通二輪MTが5名。

そして私は普通二輪3番。前回と同じです。

 

卒業検定日は週2回、前回と曜日が一緒だったので、

コースは同じかなと予想していたのですが、

『今日のコースはBコースです。』

曜日で一緒ってわけじゃなかった。

一番苦手なスラロームが最初だ(T_T)

 

『今日は検査員がワタクシ1人ですので、多少お時間かかるかもしれません』

 

前回は受験生皆さん更衣室で自分の順番を待っていましたが、

今回は何故か皆さん車庫前で順番待ち。

 

つられて私も車庫前へ…

自分の番の時めっちゃ見られてる感じゃん(>_<)

よけい緊張するわっっ。

とか思ったけど、皆さん緊張でそれどころじゃない感じ。

 

小型二輪→普通二輪ATと卒検を受けている人を眺めていました。

 

そして、皆が見守るなか、普通二輪MTの1番目の人が始まりました。

外周をしてスラローム…なんと出口のパイロンを倒してしましました。

でも倒した後も検定続行していました。 

あれ、即中止じゃないんだ?

前回は減点じゃなくて完全にパイロンで落ちたんだな。

と思いつつ、前回の失敗が蘇りドキドキ…

緊張が増してきました。

 

そして自分の番。

挨拶をして開始すると、さすがに2回目だからか、

前回より落ち着いているような…

他の人が見ている事は意外と気にならなかった。

落ち着いてると思ってるのは自分だけで余裕がなかったのか?

 

発進までの手順は我ながらちゃんと出来た気がする。

外周の慣らし走行を終えて、魔のスラロームへ。

ここはとにかく慎重に。

少し遅いくらいだけど、パイロンに当たらずなんとか通過。

 

坂道発進。これはそんなに苦手じゃない。難なくクリア。

 

前回落ちる原因となったクランク。

内輪差を意識して出来るだけ外から侵入。

出口で後ろを振り向いたけど…大丈夫!パイロンは直されてない!!笑

 

急制動。出来るだけ前傾になってなんとか40キロ、停止。OK

 

一本橋。速度出しすぎないように…安定して渡れた。OK

 

踏切渡って、S字。落ち着いて先を見て…OK

 

そして、発着点停止。

ニュートラルに入れてエンジン停止。

後方確認してバイクからおりる。

サイドスタンドをしっかりかかってるかよーく確認して

『終わりました。』

 

そして検査員の方からのお言葉をもらいます。

『全体的に上手にバランスを取れていて良かったと思います。

小さいのによくそれだけバランスを取れるなーと感心しました。

これからも女性のライダーさんの見本となるような運転を心掛けて行ってください。』

 

褒められたー!!

イケたのか?イケたかも?!(*^^)

ここまで言ってもらって落ちてたら逆にウケル。笑

と思いつつ結果を待ちます。

 

そしていよいよ発表の時間…

〇が…〇がついてるっっ!!

合格だぁーーーっっ♪♪

 

すぐさま旦那さまに報告。

『今回は受かりました!!』

旦那『おー、おめでとう。』

 

そして、1時半まで休憩ののち、卒業式です。

卒業式は免許センターで必要な書類の配布と説明を受けて終了。

 

何度も折れかけた二輪教習ですが、

どーにかこーにか、教習所を卒業する事が出来ました。

出来の悪い教習生を見守ってくれた指導員の皆様、ありがとうございました!

これから、安全運転で素敵な女性ライダーを目指します(^_^)/